MDをいれる引出し、完成!
いつもにこにこされ、大変腰の低いAさんですが、
教室のムードメーカーでもあります。
そんなAさん、つくるものにはかなりの情熱が。
ここはかんなで仕上げたい。
ここはきちんとした仕口(接合の方法)でいきたい。
むずかしいですよ。との言葉にも「やってみたいんです。」と
これが難しいアリ加工。ひのきはやわらかいのですが、加工が難しく
すぐ割れたり、毛羽立ちが出たりします。
いちばんかんたんな引出しの作り方は箱をつくって、前板を引出し内側からビス止め。
この加工は引出しの作り方のなかでも最たる難しい加工で、丈夫なものなんです。
あり加工をすることによりビスを使わず引き抜けづらくするんですね。
それでもきっちり。できてます。
わたしも手加工でここまで上手に…。と驚きました。
正直、はじめてやってここまでとは、私より上手で筋がいいかもしれません。
サイズまで綿密に割り出した図面をご自宅で書いてきているので、
作業が速い。そして、そんなやる気がとても嬉しくおもいます。
Aさんらしいかわいらしい引手。
Aさんらしいやさしいひのき。
AさんのMDにどんな曲が入っているのか、いまだに不明。
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