bar:re 第2回 vol.2
今回のゲストは大西正義さんをお迎えし、アルブルスタッフ伊藤君と対談していただきました。
前回第一部につづき、第二部をお届けします。
第一部コンテンツ
→1.■料理の世界からものづくりの世界へ。(大西さんプロフィール)
→2.■昔からの作品づくり(写真あり)から教室通いに至るまで
→3.■大西さんの行動力、全国津々浦々作家さんめぐり。
第二部コンテンツ
→4.■運命の出会いの秘訣
→5.■本質を伝えるために、技術をしりたい
→6.■同じものをつくりつづけたい、その理由
→7.■好きなことをできる環境をつくる、探す。
■4.運命の出会いの秘訣
伊:大西さんのお話にちょいちょい奥様が出てこられるのですが、
ものづくりへのご理解あるパートナーと出会う秘訣みたいなものはあるんでしょうか?
大:どうでしょうね。(笑)そればっかりは。逆に妻がいるから、ものづくりに興味を持って、
一緒に楽しんでいるといった感じ。
伊:なるほどです。共通の趣味、思想があることが円満の秘訣なんでしょうね。
■5.本質を伝えるために、技術を知りたい。
大:作った物へのダメ出しは厳しいけれどね(笑)
逆に作り方がわからず、好き勝手に作っていた僕への妻からのいいアドバイスだと思っていました。
気持ちや表現はあっても、その本質を形にする方法へのアドバイス。
ありがたいと思いますよ。
伊:愛ですね…..。
ものづくりの本質を知るために、作り方を知りたい、
木工教室に勤めたきっかけと同じです。
大:やっぱり、作って喜んでもらえるのが一番。
そのクオリティのものを作りたい。
僕は「料理」も「木工」も同じだと思いますよ。
—–以下、前回UPできなかった大西さんの教室入会前からの作品の一部です。
アルバムをお借りしたのですが、膨大で、一部抜粋とさせていただきます。
■6.同じものをつくりたい、その理由
伊:大西さんの作品には風格というか、魂を感じます。
つい最近立派なロッキングチェアを完成させられましたが、
次に取り組まれる作品はどんなものですか?
大:また、ロッキングチェアですね。
伊:えええええええ!また同じものですか?
ーーーーこちらが最近完成した大西さんのロッキングチェア
大:はい、できたら同じものを作りつづけたいんです。
木工は「完璧」とか「頂上」がないからこそ、
同じものを作っていきたい。自分の成長が少しでもわかるでしょう。
伊:ストイックですね….。
お仕事や家庭と創作活動(趣味)の両立はどのように考えられてますか?
■7.好きなことをできる環境をつくる、探す。
大:教室があるのももちろん含めて、やっぱり「環境」だと思うんです。
動いて、そんな環境へ自分を連れていってやる。
環境という意味に、もちろん妻の認めも入ってます。
全部ひっくるめて一緒に楽しんでいるといった感じです。
伊:その行動力、恐れ入ります。
大西さんのストレートに体現なさることで、
作品や人間関係などが生まれて育まれる様が少し想像できた気がします。
今日はありがとうございました!
大:どうもありがとうございました。
和枝:ちょっとまって、有名になる前に今のうちから大西さんの作品、買わせてもらえないかしら?
和枝さんがでてきたところで、終了。
大西さん、気持ちのこもったありがとうございました!伊藤先生と話していただいたのも面白かったです。
木からはじまるものづくり。アルブルでは木工だけでなく、木から始まる作品やご縁や渦のようなものを、
もっと形にしてお届けしたいと思っています。
さて、大西さんからの次のゲストはどなたでしょうか?
次回のbar:re:どうぞお楽しみに!
大西さんご夫妻、ありがとうございました!
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