4月くらいから通い始めたFさんのウォルナットのデスクがついに完成しました。
3ヶ月くらいで、こんなすてきなものが、家具が、作れるようになるって、すごくないですか?もちろんですが、講師はお手伝いはしますが、手出しはしません。
随所に使い勝手を考えられたデスク。
何度も悩み、考え直した、ナラとウォルナットの組み合わせ。
ほぼ初めてに近い加工も、慎重に、傷をつけないように、
丁寧につくられていました。
Fさんおつかれさまでした!引き続き2台目がんばりましょう!
うつくしいナラの木目。
面の幅まできちんとそろえた、凛としたシャープさ。
木目のつながった抽斗(ひきだし)、クリアランスは最小限にきちっと
桟にも妥協なし。この隙間に天板を差し込み、成長に合わせて使えるように。
圧倒的直線美。シンプルだからこそ、ずっと使える。
ずっと使うからこそ、シンプルに。
木目にもこだわって、あえて、背中の桟の一番目立つところに、
節ありの材をもってきたとのこと。無垢の木のウォルナットらしさが出ています。
可動時手を入れやすいように手掛けをつけました。大人になってからは、
PCコードなどの整理に使えます。
お孫さんが大人になるころには、コードの無い家電製品ばかりかもしれません。
でも、作った時のこの優しさが、理由とともにずっと残るんですね。
はやくも2作目(ブラックチェリーという材で同じデスクをつくります。)に
とりかかるFさん。図面を再度確認中。この写真もお孫さんにいつかお伝えしたいです。
さっそくつかっているお孫さん。読んでいる本もFさんがプレゼントしたものらしく、
なんとも気遣いができるお孫さん!(笑)
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