以前からから木工をされているTさんのウォルナットのちゃぶ台、完成です。
いつも丁寧で几帳面な作業をされるTさん。仕上がりも立派。
とても厄介な「丸足の四方転び」で製作されています。このやっかいさ、わかりますか?
- 仕様
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サイズ:通常)w450×d450×h250
材料:ブラックヴォルナット
材料参考価格: 15,000円程度
製作日数:2.5時間×6コマ程度
さすがのTさん、あっという間に完成です。天板をルーターで正円に切り取り、
かなりの難易度の丸棒の四方転び(機械でうまく作る方法がない)で製作。
旋盤作業と手加工で完成させました。やはりその手のかかり具合は、佇まいのオーラから伝わってきます。
(スタッフ辻)
「丸足の四方転び」の手のかかるちゃぶ台
前述のとおり、丸足の四方転びは専用の機械や治具がたくさん必要なため、ホゾ部分は手加工で製作。
写真のように、「胴付き」(どうつき)と呼ばれる、丸棒と貫の接合面がややこしいのです。
1つめはより簡単に丸足の部分を彫り込む方法、2つめは貫の「胴付き」を丸い形に合わせる方法と2通りの作り方がありますが、
より難しい後者で製作。
ご自身で道具も持っているTさん、さすが、手の使い方が上手。
きっちりと胴付きもついています。
美しいですね。
こちらのちゃぶ台はTさんのご厚意で、近々アルブルストアにて販売させていただきます。
また詳細アップしますのでぜひお楽しみにお待ち下さいね!
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