愛犬の為の、ドッグハウス。
アニマル模様をくり抜いた、こだわりの一品。時間もかかりましたが
とても素敵な作品が出来上がりました!
- 仕様
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サイズ:H460×W640×D635(約 mm)
材料:マニルカラ、ベニヤ
製作日数:ask
頑張って作ったドッグハウス、その後ワンちゃんは気に入ってくれたでしょうか??
お部屋のインテリアとしても素敵ですね。
お洒落な作品。次回も楽しみにしております!!!
レーザーカットのこだわりDOG・HOUSE
「新しくドッグハウスを作りたい!」とTさん。
見せてくださった、イメージ写真を見て、どうやって作ろうか頭をひねる、スタッフ。
今回のポイントはくり抜きのアニマル模様です。
厚みのある素材だと、箱型に組むのは簡単ですがくり抜くのがとても大変!
薄い素材だと、逆にくり抜きはできても、箱型にした時の強度が心配です。。。
そこで、、、額縁の様に枠を5面作り、アニマル柄にくり抜いたベニヤを
枠にはめる事にしました!
さて、作り方は決まったものの、どうやって模様をくり抜くか。
糸のこでも出来ますが、3枚分作るにはなかなか時間がかかります。
そこで、北加賀屋にある【FAB LAB KITAKAGAYA】さんでレーザーカット加工を
する事にしました!
【FAB LAB KITAKAGAYA】さんは、会員・有料制で様々な機械を使う事が出来ます。
レーザープリンタ&カッター、3Dプリンタ、ミリングマシン、刺繍ミシンなどなど。。。
教室にもレーザープリンターはあるのですが、出力が弱いのでカット加工は出来ないのです。
まずはTさん、【FAB LAB KITAKAGAYA】さんに行って、機材の使い方を覚える為の課題製作から。
お友達の会員Sさんも一緒です。
北加賀屋の駅から歩いて5分程、スタッフの方にご挨拶をして、課題制作の開始です!
使うのは、こちらのレーザー加工機【TROTEC】
教室のレーザープリンタとは全然違う!大きい!立派!
レーザー焦点の合わせ方、パソコン上での設定方法など、ホームページ上の
チュートリアル動画を見て学びます。
課題制作にはネームプレートを作ります。
データは、有料ソフト・illustrator ・CorelDraw ・Vectorworks、無料ソフト・Inkscapeなどで作成。
今回はillustratorで作りました。カットは赤線、刻印は黒ベタにします。
出来上がったデータ↓
いよいよ加工スタート!
素材の種類、厚み、などによって、加工パワーとスピードの調整が必要です。
何度も調整を繰り返して、、、
出来た!!!と思ったらパーツがバラバラに。。。(写真左)全部くり抜きのデータになっていたようです。
やってみないと分からない事がありますね。。。
データを修正して再チャレンジ!ちゃんとプレートになっています!(写真右)
課題制作にかかったのは2時間ぐらい。2人分の課題制作をして、この日は終了。
後日、いよいよ本番のベニヤの切り抜きです。
因みに、失敗してバラバラになってしまったプレートはその後この様に
ドッグハウスの表札として再利用されました!
数日後、ベニヤの加工に再び北加賀屋にやって参りました!
前回のアクリルとは素材が変わるので、再びパワーとスピードの数値の調整です。
全然カットされていなかったり、、焦げが濃くなるだけで、カットされていなかったり、、
このバランスが難しいです。。。
何度も調整を繰り返し。。。やっと3枚完成しました!
写真上の方が焦げは強いですが、カットが出来ていないのです。。涙
下の方のパーツは、板を持ち上げただけでスポッと外れました。
くり抜き加工が完成後、教室での作業に戻ります。
くり抜きが貫通していない部分は、カッターや糸のこで作業。
ベニヤを嵌める枠は、切りっぱなしではなく仮組み後トリマーで面取りをします。
面取りの形は作品によってそれぞれですが、ちゃんと面取りをしていると
作品全体の完成度が違ってくる様に思います。
そしてベニヤを嵌めて、全体の組立をします。
OSMOで塗装をして。。
飾りにネームプレートをつけて完成です!
長く時間がかかったので、達成感ありますね!
日が当たって、影の形が綺麗でした。
機材の関係上、アルブルでも出来る事、出来ない事がありますが
今回の様にして、作品の理想に近づけていく方法もあります。
【FAB LAB KITAKAGAYA】さん、気になる方はHPをチェックして見てくださいね。↓
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