〜DIYを家で楽しんでいるのだけど、ちゃんとした技術を学びたい!と通われているAさん。いつも明るく楽しそうに製作しているのが嬉しいです。3作目となる今回はちょっと気合をいれた拡張式収納テーブル〜
- 仕様
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SIZE: L750×D400×H650 (天板拡張時D800)(約・mm)
材料:
本体:ラワンランバーコア材・ラワン木口テープ・
引出し・天板:アカシア集成材
材料費:13,000円程度
製作時間:8コマ程度?
まだ新人ですが、スタッフ森川が、みっちり着いて一緒に進めさせていただきました!いままで結構大きな家具をいくつか作られましたが、今回はご本人も「やったー!これはうれしい!いいでしょ〜これ?」ととても喜んでいただきスタッフも本当に嬉しい限り!それもそのはず、ご自身でしっかり計画して、こだわるところはこだわり、切るところは切り、悩みながら構造を考えました。(スタッフ辻)
こだわって計画した多機能テーブル!
Aさんの初回の作品は結構、わたしどものお勧め、というか、「右も左もわからない」「じゃあこうしましょうか?」といった形で進む形だったのですが、今回は、お部屋や使用のシーンに合わせて、ご自身でしっかり計画されました!
材料費はできるだけ抑えてラワンランバーコア材。ホームセンターでも売られています。でも色はこだわって少し赤めの色に。ラワンランバーと色付きのオイル塗料って相性がいいんです。
それもそのはず、意外と知られていませんが、アメリカのアンティークなどは良くラワンの板が使われています。最終的に色のついたラッカーで塗装されるのであまりわからなくなります。
▲本体や仕切り、棚はランバーコア材。(断面を木口テープで隠す必要があります。)
でも、天板にランバーコア材は柔らかく、少し向かないので、アカシア集成材。天板を畳んでいるときはそのまま収納の目隠しに、一番下の段ははじめての引き出しにチャレンジです。
▲アカシアの集成材。ご自身で選ばれた取手も雰囲気がぴったり!この取手を最後つけたときにがらりと印象が変わりAさんも自画自賛!
拡張式のスライド金具を使いたい、とのことでしたが、強度面、コスト面(あの金具、高いんです!)から原始的な方法をお勧め。
それがまたこの家具のかわいさを引き立ててるんですね。「ちいさく前ならえ!」といったかんじ /(^0^)/
▲ちいさくまえならえ!(この子が天板を支えてがんばってくれています。)
ほんとうは、スタッフとしては、丁番を増やして、かつ丁番の軸部分の彫り込みまでする時間がほしかったのですが、そこは自分で作る家具。
多少の割愛はOKです。もしすこしぐらついてきたら、そのときに直せばいいですもんね。
ということで完成を猛スピードで急ぎ、教室臨時休業までに間に合いました!
最後はかなり駆け足でしたが、Aさん今頃ここでご飯たべてるのかなぁ…。外出が憚られる今の状況ですが、Aさんのように暮らしにこんなのあったら便利!という目で見つめ直してみるのも、家の中での楽しみの一つかもしれません。
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