みなさん、こんにちは。
アルブル木工教室の米地です。
こちらのブログ、なんと今日で50日連続投稿となりました!
スタッフで頑張って毎日投稿しよう!…と決めて、時には次の日の朝に投稿したり、ネタ切れのためラーメンの話題が続いたり、ネタに行き詰まりスイーツの話を書いたりと、なかなかスリリングな展開でしたが、とにかく50日続いたのは嬉しい限りです。
これも読んでくださっているみなさんのおかげです。
ありがとうございます!
そして、頑張って50日間続けてくれたスタッフのみんな、ありがとう!
次は100日連続投稿を目指して頑張りますので、お付き合いいただけると嬉しい限りです。引き続き、よろしくお願いします!
ということで、今日はラーメンやスイーツのお話ではなく、木育のお話です。
木育は「もくいく」と読みます。
木を育てると書きますが、植樹をするような活動ではありません。
「木材利用に関する教育活動」が木育です。
○○育という言葉で一番有名なのが食育ですが、食育は食べることが健康にとってどうなのか?ということなんだと思います。一方木育は木を使うことが環境にとってどうなのか?というのが木育です。
木育についての勉強会というのもいくつかありまして、木育サミットや木育森育楽会などがあるんですが、さすがに今年はコロナ禍のためことごとく集まるのは中止になったりオンラインの開催になったりしています。
昨日、オンライン開催になったイベントの教材が届きました。
なかなかいい教材なのでご紹介させていただきます。
送られてきたのがこちら。
まず小さい丸太の輪切り。
これは子どもたちに年輪を数えてもらう教材ですね。
この木の年はいくつでしょう?と子どもたちに聞いて、木の年は年輪を数えるとわかるよ、と教えてあげて、実際に年輪を数える体験をしてもらいます。意外と知らない子が多いので、体験してもらうのはいいですよね。
次に輪切りのとなりにあるコップを重ねたような教材。
これも年輪を教えるための教材です。
このように年輪をきざみながら木は大きくなるんだよ、と教えてあげます。
これはバームクーヘンでも代用できますね(^^;;
そしてこちら。
スプーンですが、右のを見ると素材が木なのがわかりますが、左のほうはプラスチックでできています。
どうやって使うかというと、この2つに金属のスプーンを足して3本にして、子どもたちに目をつぶって手触りを比べてもらう…という体験です。木のスプーンは温かみがあって、手触りだけで当てることができます。
この体験、簡単にできそうでこの3種類をそろえるのが難しいんです。金属のスプーンはどこの家庭にもありそうですが、木とプラスチックのスプーンがなかなか売ってないんです。なので教材としてわけてもらえるのはありがたいですね。
そして最後はこちら。
これは何かというと、バルサという木を細く切ったものです。
バルサという木をご存知ですか?
世界で一番軽い木です。模型を作ったりする材料に使われますね。
軽いのは中に空気を多く含んでいるからで、なんで空気を多く含んでいるかというと水や養分を吸い上げる導管が太いからです。
導管が太いと片方の端に石鹸水をつけて反対の端から吹くとブクブクと泡がでるんです。
これで子どもたちに木は導管が集まったもの…というのを実感してもらうための教材です。
木でシャボン玉ができるなんて?!…と、ちょっとしたサプライズにもなりますしね。
そうなんです、どもれもちょっとしたサプライズがあって子どもたちに飽きさせない工夫がされた教材なんです。
これらは熊本大学の田口先生が作られたものだと思いますが、よくできていますよね。
こういう教材にふれると、うちでもなにか作りたくなりました。
いいのができたらまたご報告させていただきますね!
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