生徒の作品ではありませんが、とても素敵な作品をご紹介。
アートです。
いえ、インダストリアルアートというべきでしょうか?
普段、捨てるようなベニヤ板に何層も何層も色を塗って。塗って。塗って。
じつはこれ、大宝木材のオーナーのお母さんが、お仕事としてされている
ペイントの仕事の捨板(すていた:塗料を塗るとき、下敷きとなる、いらない材)なんです。
長方形の商品を並べ、
今回は緑、今回は紫、今回は黒、発注のたびに、こんな板を敷いて塗るので、
小さな窓のようなステンシルから、前のペイントが顔をのぞかせるわけなんです。
意識的につくったのではなく、端材でも、ものを大事に使った結果のもの。
他にもこんな板が数百個。
気になる方はぜひ、スタッフまでお問い合わせ下さい。
意識的につくったものではないので、偶然が重なって、重なって、重なったとき、
信じられないくらい綺麗な色のコンテポラリーダンスが見られます。
わたしは名画も好きですが、
こういう、
なんというか
「意識しない積み重ね」で産まれる物に、
なぜか「自然」を感じます。
キリンの首が長いのも、
象の鼻が長いのも、
全部つみかさね。
自分を表現するのって難しい。
でも、無理に表現しなくても
こういうハッとするところに「なんか、いいな」が
見え隠れするって素敵なことです。
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