ではありません。
框組(戸のような枠)にはめる、
羽目板をこれからかんながけする前の下準備。
家具の仕上がりを良くするために、
一度、水で、木をふやかしてから、かんながけします。
どうしてでしょうか?
まず、木は、水分を含むと、
ふやけ、毛羽立ち、表面がざらざらになります。
家具は最終的に塗装されます。
塗料は水分をたくさん含んでいます。
何も考えず、完成した家具に塗料を塗ると、
塗装した時に、ざらざらになってしまいます。
(こまかい番手のペーパーをかければある程度は防げます。)
これを防ぐ為に、かんなをかけるのです。
写真は、木がふやけて、ざらざらになっている状態。
Fさんも、干物職人になったみたい。とご自身で笑われておりました!
Fさんの作品はいつも仕上りが綺麗です。
ていねいにつくられている成果。
私も、
サンドペーパーで、ガーッと仕上げるのも好きですが、
かんな仕上げも、是非みなさん試してみてください。
感動します。
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