今日はすでに旋盤マスターとなったHさんが、
アルブルで制作した器を、別のうるし教室さんで塗装したものを持ってきてくださいました!
今回は栃の木3兄弟
感激。なんでしょう、このうるしの魅力。
木目の魅力もさることながら、それを最大限に引き立てているように思います。
この塗装は、木の器にに透けた生漆を塗っては布で拭き取る作業を繰り返す
(Hさんは9回の行程も)「拭き漆」という塗り方。
栃の木の美しいリップルマーク(砂漠の砂のような美しいさざなみ模様)が
うるしで引き立てられています。
ご存知の方も多いとおもいますが、漆は単純に見た目のうつくしさだけでなく、
中に入れるものを冷めにくくする、「用の美」も兼ねます。
昨日ある方と、生産や、ものについての話を深くしたのですが、深かった。
遠くの国の、貧しい国の製品を、積極的に使う、消費して還元する。
ことも大事だけど、だいたい無理が出てくる。
まず、日本。自分たちの身近な素材を使う事が、はじまりなのではないかと。
漆は英語で、JAPANと称されます。
面倒くさいはなしはさておき、違う形になって、教室に戻ってきてくれた事が、ほんとうに嬉しい!
話変わって今日の教室。
ダンディなIさんはチェアの甲板のはぎ作業。
(※テーブルや机は「天板」といいますが、椅子はほんとは「甲板」というんです。
私はそう教わりました…。)
チェリーとタモのストライプ。
ダンディなのにユニークなIさんにぴったり。
塗装したらキレイになるんだろうな〜。
大柄なのに、このサイズですわれるんだろうかと少し不安になります。
Fさんはチェアのリメイク。
背もたれをぱっつん。
洗練されたおしゃれなスツールになりそうです。
奇才、Yさんはワインボックスを作っています。
形が見えてきたのですが、
写真を撮るのがもったいなかったので、文章だけで。
久しぶりに、木のオーラをみました。
すごい。完成後に気合い入れて写真とります。
ほんとうにすごい。
では、
今晩から「雪」という話をちらほら聞きます。
明日以降来られる生徒様皆様、
気をつけてお越し下さい。
むりせず、キャンセルもお気軽にお申し付けくださいね!
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