黄金比・白銀比ってご存知ですか?
サイズを考えるのに困ったら、家具作りに取り入れると、
すっきりと美しい形になります。
家具のつくりや、技法を知りたい。と、
週末にお通いのYさんのサイドチェストが完成しました。
サイズは黄金比、白銀比を取り入れて設計しているので、
佇まいがとても美しいですよね。
アッシュの木目を活かした、木、らしい天板がすてきです。
「すぐにできる簡単木工」のような本にあったものを、
あえて金具を使わない木組みの方法でつくられました。
このチェストの中には家具の基本の構造がたくさん。
丁寧に、理解されながら作業を進めるYさん、もう何でもつくれることでしょう。
まずは、ホゾ、木組みの原理がふんだんに。
これで椅子からテーブルからなんでもつくれます。
そして、「框組」に羽目板の技法。
板1枚で構成するより、木の応力を分散し、また、コストも下げられます。
そして扉のつくりかた、蝶番の考え方。
たくさん詰まったチェストです。
時間がかかり、悪戦苦闘しましたが、それでもYさんはとても喜んでくださり、
玄関に置くつもりだったのですが、もったいなくて寝室に置いて使ってます。
とのことで、うれしい限りです。
かんたんにつくれる木工も素敵ですし、長い道のりで木組みの丈夫な家具をつくるのも素敵。いろんなやりかたがありますが、経験は一生ですね!
さすが黄金比!
美しい姿ですね。
なぜか薪ストーブを連想してしまいました。
わはは!尼崎のFさん(男性)も同じ事おっしゃってました!
正直わたしもそう思いました。笑
きれいで整った形ですよね。