壁に板を張るための下地作業を進めていきました。
コンクリート面に出ている金具や釘、ボルトをグラインダーで切り落としていきます。
※火花は演出ではございません。
凹凸が無くなった所をコンクリボンドと釘留め。
真壁から大壁に変更するので、木下地を柱に合わせて付けていきます。
ここはエアコンのダクトを見えなくするので、柱よりも壁を前に出します。
【真壁工法と大壁工法の違いって?】
壁を作る時に真壁工法と大壁工法の大きく分けて2種類あります。
壁の断面図が下図になります。
大壁工法とは・・・壁を柱の外側で仕上げる工法。主に洋室の壁で使われることが多い。
高耐久の強い壁を作れ、費用も真壁より安くできる。
真壁工法よりも若干部屋が狭くなり、壁の塗り壁面が増える。
真壁工法とは・・・壁を柱の内側で仕上げる工法。主に和室の壁で使われることが多い。
柱などの木材がよく見えるので、木の温かみを伝えやすい。
施工手間が掛かり、柱も化粧材になり、費用が高くなる。
最近では和室も大壁工法で作ることが多いですが、お部屋のイメージに合わせて壁の作り方から考えることも面白いかもしれません。
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