一昨年、お子さんのデスクを作って、しばらくお休みされていたHさんから電話が、
1台目のデスクの記事
「ご無沙汰してます、下の子もデスクが必要な年頃となり、あらためて通いたいのですが….」
「もちろん!アルブルの入会金は半永久的に有効ですので、お気軽にどうぞ!」
フリーコースでお通いになり、1ヶ月すこし、無垢材でかなり大物、前回にもまして高級感あふれるデスクを完成させました。他の会員様もとても完成を楽しみにしてたんです。
足の接着時。板脚(角材の足でなく、板材での足ってお値段高くなるんですが、それでも理想のものを、と決められました。ナラの重厚感。この曲線も頑張って作られました。)
引き出しももちろんご自身でつくり、調整中。
どんどん組み上がって行きます。接着のために圧締するクランプという道具。
こうやって、少しずつ形にしていきます。
それでできたものがこちら!どーん!
上の本棚はスライド式、
真正面から見たときの風格たるやすごい。
曲線が、家具自身生きているように魅せます。
ナラは、使えば使うほどに、色が落ち着き、木らしい深みのある色になります。
おじいちゃんが作った机。と言われるように、頑丈に作ってあるんです。
体格からは想像もできないほど、繊細に、丁寧に仕事をされるHさん。
僕よりも丁寧に、愛情を込めて一つ一つ丁寧につくるHさんに、料理のように、職を超えたものづくりがあって、やっぱり木工も日常、暮らしのものだ。と気付かされたのでした。
今は椅子を製作中。間も無く完成。たのしみにしてます!
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